朝方に炒飯。
前日に炊いたご飯。
炊けてから15分ほど蒸らし、炊飯器の保温をすぐ切ってそのまま一日近く経ったご飯。
これ以上の放置は味的にも衛生的にもアウトかな…ってライン。
当然コメ粒同士はくっつき合って、味も劣る。
条件が違う。
それを過程でいかに臨機応変に補うか。
料理の難しいところでもあり、
面白いところでもある。
新たな発見がある場合も。
飲食の現場では、
ベストの食材が全てベストの状態。
なんて状況は少ないため、
その能力が極めて重要であると考える。
食材、レシピが画一化されているはずのチェーン店の料理ですら、
味が安定していないことからも、自明でしょう。
「神は細部に宿る」
この意識が芽生えてからというもの、
料理をするのも食事をするのも、
楽しくて仕方ない。
普段と違う味もまた一興。
語っておいて何だが、
この日の炒飯は塩が入りすぎて失敗したんですがね。