音楽ばなし10/6

年を重ねるほど、音楽が好きになるなあ。
なんでかなとぼやーんと考えた。

悲しい歌詞の曲がある。
悲しい歌詞なのにそれを演奏する時は、
楽しかったり、気持ち良かったりする。
そのことが長年腑に落ちないでいた。
悲しいんだから、ダメだろ、楽しんじゃ。

少しわかった。
娯楽でしかない、音楽は。
どれほどの思いを込めようとも、
どんな経験があろうとも。

演奏する側にも、聴く側にも。

悲しい曲も悲しくて辛くて、
それをなんとかしたくて生まれたわけじゃない。
本当にどん底なら音楽どころじゃない。
そうじゃない人もいるかもしれないけど、
俺は信じない。

ただ歌いたいから歌う、それだけ。

本来、人が生きていくのに一切必要ないはずなのに、
世界中で生まれ続ける。

生きていくのに必要がない。
どこまでいっても自己満足。
でも自己満足無しに、生きられない。

だから俺は音楽が好きなんだと気づいた。
ただの娯楽。
だからこそ素晴らしいと思うし、
純粋なものだと思える。

人と一緒にいることは好きだけど、
俺は自分のためにしか生きられない。
困ってる人を一切助けないとか、彼女いらないとか、
そーいう話じゃ、ないよ!(^^)

誰かを助けること、結果的に人のためになることがあったとしても、
それらは全て自分のためにやっていると思ってる。
そしてそれをどう受け取られようと、かまわない。
そう生きると決めているし、それが真実だと思ってる。

だから、例えば想いを届けたい、とか、
~~のために歌います、とか来られるとすごい冷める。
信じられないし、グッとこない。
あくまでただの娯楽。

そこにハッとするようなメッセージとかギャップとか、
勝手に感じられるのがいい。

感動の押し売りみたいな演出とかアレンジ、とか。
こうすれば売れるしか頭になさそうな曲、とか。
ただヘドバンしてりゃいいみたいな曲、とか、嫌い。

そりゃね、生きる糧として商売としての面もあるから、
そういう要素が含まれるのは当たり前だけど、
そればっかりだと好きになれない。

これはこういう音楽です、ってバーンと来られると、
つまらないし楽しめない。

とは言いつつも、
たま~にそういう嫌いなモンにグッときちゃう瞬間があるのも、
音楽のいいところだよねえ。

このハナシ、ちゃんとまとまってますかね?