曲紹介(kou)

#0040 GRAPEVINE 「1977」

このバンドについて、
このバンドの曲について、話せば話すほど、
自分の見識が薄っぺらいと感じる。

なんかこう、言葉を積み上げていくほどに、
自分に酔ってるだけのような感覚を覚える。

そんなしょーもない選民意識を呼び起こしてしまうかもしれない、
危険なバンドなのですよ。

知ってるだけ、聴いてるだけで、
その人が何か特別なものにでもなったかのような感覚を与えてしまう。

でもそれを誰かに伝えても、伝わった試しがない。

愛してたと云った
愛してたと云ったのは聞こえた
なのにふっと流されてった

これが最後のシーンだって思えないが
ほら最後のメロディーが鳴ってる
これが最後のセリフなんて思えないが
刻まれるのはこんなもので

慣れてきたものの
日差しはいつかの風を運んで
すぐに夏を連れてきそうだ

ここで最後のメロディーが流れたら
この醒めたふりも水の泡
ここで再開するような大団円はない
けど他に展開はないのかい

愛してたと云ったとこで
響くRidin’in my car
映画みたいだなんて笑って

これが最後のシーンだって思えないが
ほら最後のメロデイーが鳴ってる
これが最後のセリフなんて思えないが
憶えてるのはこんなもので

言葉選びのセンス、世界一だと思う。
俺が世界一だと認定したところで何が保証されるわけでもないけども。

バインの何が一番好きかって、
ものすごく自然なところ。

自分らしさ自分らしさとよく言われるが、
人間関係ではどうしても「演じて」いる部分って、
誰にでもあると思う。

そういうものが感じられない、
佇まいも演奏も。

実にステキである。

ABOUT ME
kou
1986年生まれ。 飲食店勤務。 プラプラ生きてます。 スマブラSP始めました。