曲紹介(kou)

#0062 槇原敬之「軒下のモンスター」

同性愛や、理解されない想いの苦しみ。

自分をモンスターになぞらえて、
我慢するしかないこの切なさ。
届かない想いを歌わせたら、この人の右に出る人はいない。
「Hungry Spider」とか、最強。

突然田んぼの真ん中に
現れたUFOのように
揺れる稲穂があまりにも
似合わない君が立っていた
その時ずっと解けずにいた
謎の答えが分かった
好きになる相手がみんなと
僕は違うんだと

普通に結婚して
子供を何人か授かって
それ以外は幸せとは
誰も信じないようなこんな街で

それ以外は幸せとは誰も信じないだけならともかく、
自分とは違うものに対する風当たりが強すぎる。
他人なんかどこまでいっても他人なんだから、
ほっときゃいいじゃんと思うんだけど。

でも、必要悪なんて断じて言っちゃいけないんだけど、
そういう外部からの抑圧がなければこの曲は生まれなかった。

幸せの裏の不幸せ。

それはこうやって何かを生み出すきっかけになり得るけど、
その当事者には誰もなりたくはない。

こうして紹介して良い曲だーとか言ってんのも、
もしかすると許せない人はいるかもしれない。
曲として発表するからには、
より多くの人に聴かれて然るべき、とは思ってるから、
こうして紹介してるワケだけど。

難しいよね、ほんと。
まずは他人に過干渉しないことかと思ってるけど、
こういうこと気にするあたり、
俺も切り離せてないなーと思う。

怒られるかもしれないけど、音楽とか小説とかの芸術は、
そういった不幸せを幸せに変える力があると思います。
立場に関わらず。この曲もそう。
争いの火種ではなく、誰の心にも優しく寄り添ってくれる名曲です。

メッセージ抜きにしても素晴らしい曲だと思います。
是非。

ABOUT ME
kou
1986年生まれ。 飲食店勤務。 プラプラ生きてます。 スマブラSP始めました。